まるた

6月8日(土) 北海道新聞

 

まるたも「虎に翼」を見ている。しかも真剣に見ている。

なんなら正座をしててもいいくらいの勢いで見ている。

女性達が苦労し悔しい思いをしながらつかんだ 権利は、いま当然のように存在し行使される。

 

まるたが教員になったのはもう40年も前のことだが、当時の組合の婦人部(現在は女性部)の先輩たちは「すっごくおっかなかった。」「めっちゃ怖かった。」

男尊女卑の環境に生まれ育ったまるたは、新卒一日目から男女平等を教える立場になった。

 

もう、これまで自分が常識としてきたモノは見事にハンマーでたたき割られた気がしたのを鮮明に覚えている。(まるたのこれまでを語ると3日かかるので割愛)

 

昭和20年に婦人参政権が認められ、昭和21年に女性が初めて投票出来ることになった。

 

小林酒造2代目の妻、明治生まれのチノさんは投票に行く前に夫である米三郎に「○○さんに投票するんように。」と当然のように言われ「はい」と返事をし、こばしりEにむかって「ニヤリ」とした。

 

という話を聞いて、チノさんは素敵だと思うまるたである。

 

 

 

 

 

 

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