まるた

先日、お客様から留袖を頂いたので留袖ドレスを作ってみた。

数回しか袖を通していないと思われる、とてもキレイな状態だった。

「所帯をもつ娘のために」と、親が準備してくれた品物かな？

親に作ってもらったけど、結局あんまり着る機会がなかった・・・。そんなところかなと想像する。

上品な柄だったので、スカート丈は長めに作った。

こんなドレスには、ドレスに負けない大きめのアクセサリーは如何だろう。

着物をほどきながら、ふと思った。

こばしりEが小林家に嫁ぐ時、両親が年齢に合った留袖を数枚持たせてくれたのだそうだ。

もう着ない。ずっとタンスに眠ったままだ。

それならその留袖、ほどいてドレスにして、まるたが着よう。

まるたが着るなら、こばしりEも異存は無いだろう。

よし、そうしよう＊＊

そう思ったが、ドレスを着る機会があって欲しいぞ・・・。娘たちよ・・・。