まるた

「山うに漬け」

昨年の10月、40年ぶりにまるたの弟Sが復活させた蔵人さんたちががあみ出した珍味である。

酒粕・唐辛子・ショウガ・ニンニクなどが入っているが、まるたの弟Sとその相棒だけがこの配合を知っている。

弟Sにちょっと圧をかけたら、納得のいく（弟Sには納得がいかない）マージンを支払ってくれると言うことで、小林家はこの販売だけを請け負った。

敷地内にある蕎麦屋「錦水庵」やフレンチレストラン「PONT」のお料理にも添えていただいたりして、宣伝効果は抜群である。

今日、一本の電話があった。「山うに漬け」は発送して貰えるのか？という問い合わせ。

聞いていると、どうやらレストランのようである。

「やった～～～～～。」と内心ほくそ笑んだ。

「おいくつ必要ですか？」（ワクワクが止まらない。）

「う～～～～～～ん。」（考）「とりあえず４～５個」

このとりあえず４～５個を気に入っていただけたら、山うに取引きになったりして＊＊＊＊＊

「レストランのようだ」という全くの感触だけで、ここまでワクワクしているまるたである。