まるた

まるた、お出かけや買い物の時は必ずA蔵作のこのバックを意識して持ち歩いている。

これを持って、スーパーなどに行くと高い確率で声をかけられる。

すれ違いざまに「北の錦？」と、独り言をいうオジサマとか、「それ、どこで買ったんですか？」というお若い女性とか、「ああ、帆前掛けなつかしいわ。」とニコニコするオバサマとか。

今日は、栗山の某銀行のATMの前で８０歳だとおっしゃる優しそうなオジサマに声をかけられた。

「妻がこういうものを作るのが好きで、見せてやりたいから不躾だけど写真とっていい？」

なんだか、嬉しくなって要求されていないのに「裏もどうぞ＊＊＊」と、裏返しにしたりした。

「あなた、小林さんかい？」

栗山で作務衣を着ていて、こんな鞄をぶら下げていたら小林さんで間違いないだろう・・・。

オジサマは名乗った上で（年も教えてくれた・・）懐かしそうに思い出話をしてくださった。

オジサマは、お若いとき栗山にいらした海外の方のお世話をしていたらしい。

先代の父のことも、先々代の祖父のことも知っていた。

そのお話の中で

「栗山は昔、桜の植樹に力を入れていたので栗山公園の桜は素晴らしいでしょう・・・。栗山で桜が一番先に開花するのはどこだか知ってるかい？」

まるた「？？？」

龍神様（小林家の中庭にある）横の桜なんだよ(*^-^*)

え＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝(゜o゜;;

オジサマは「龍神様の桜は、お酒の香りを楽しんでいるから早いのさ・・・。」

「マジか？？？」・・・（ホントだといいな＊＊＊）