まるた

北海道の上に「北の錦」のデザイン。多分昭和初期頃のモノかな？？

中心が少し窪んでいるので、この上に揃いのお猪口があったのかもしれない。

閉店した老舗呉服店を整理したときに出てきたモノで、記念に頂いたのだそうだ。

「なんだか、懐かしくてね。」とおっしゃって２枚を小林家に「どうぞ」と言ってくれたが、まるた、このお皿は５枚で一組。だから、揃っている方がこのお皿も幸せなんじゃないかと考えた。

その旨をお伝えすると「そうですね。」と大切そうに１枚１枚布でくるんで持ち帰られた。

創業から１４２年。様々な歴史を重ねて今があるんだな・・・。

そして、いろんな人の思いに支えられているんだな・・・。

龍神様に、いつもより３センチくらい深く頭をさげる、まるたである。