こばしりE、お客様がひけると事務所の片隅で針仕事。
いつも面倒くさいことは、こばしりEに押し付ける・・。
針仕事をすると、糸が短くなってこれ以上縫えなくなると新しい長い糸にかえるので、短い糸が出るのは当然のこと。
こばしりE、ある日誇らしそうにこう言った。
「ほら、すごいでしょ。」
短い糸も捨てずに、ためておいたのだそうだ。
すごいわ・・・・。
しかも、なんかおいしそう・・・。
こばしりE「じゃ、ご案内のお部屋においてくるわ。」
普通の暮らしの中で見向きもされないモノたちが、小林家では展示品になる。
すごいのは「糸」なんだか「こばしりE」なんだかわかんなくなってきた・・・。