小林家玄関においてある。
靴を履いたり、靴紐を結ぶのに便利**
こばしりE「多分昭和初期のものだと思うよ。何十年か前、さんざん会社で使ってボロくなったので、捨てるためにすぐそばの川っふちに一時置きしてたものを、夕方コッソリ行って、私が救って(拾って)きたんだよ・・・。」
さすがである・・・。
元々がそれだから、傷んでいないわけがない。
小林家オープンから、この椅子に人が頻繁に座るようになったら、写真のようになった。
破れたところから、別布を差し込んで縫ってはみたが座るたびにビリビリと音を立てて破れる。
仕方がないから、木工用ボンドでその部分を固めてみた。
布が光って見えるのは、実はボンドである。
5年間、こうやってごまかしてきたが、あまりに布の傷みが激しくなった。
まるた「ねえ、もう限界だよ。もういいんでない?」
翌日出勤するとボロ椅子に帯をかけて、こうなっていた。
こばしりEの辞書に「廃棄」という言葉はないらしい・・・。