小林家の喫茶スペースは、無料の休憩スペースとしても使っていただいている。
もう、なんだか当たり前すぎるが、そのわけを文章にしてみた。
一番言いたかったのは、文章の一番下。
ごくまれに、真面目になることもある、まるたである。
ひとりごと
小林家代表 小林千栄子
北の錦の3代目米三郎は私の父で、2011年に亡くなりました。父は晩年、病気を患い2000年ころからは車椅子の生活でした。
父は、旅が好きでよくJRの分厚い時刻表を片手に、想像の旅を組み立てていました。
病気に伴い仕事をリタイヤーした父は、不自由な体ながら妻と旅に出るようになりました。想像の旅は現実のものになりましたが、どこに行っても車椅子は不便でした。
妻の力だけでは、どうにもならない事が多くありました。そんな時、その場所に居合わせた、たくさんの方々に助けて頂きました。旅の途中で疲れ気味の父に、そっとお茶を出してくださったお店の方にも助けられました。そんな皆様の優しさが、何よりの父の旅の思い出となりました。
小林家をオープンさせる時、親切にしてくださった皆様に何か少しでもお返しがしたいと思い、行きついた答えが、
小林家の居間だったこのスペースを「足を伸ばして休んでいただく無料の場所」「甘酒でも飲んでホッとしていただける場所」になるようにスタッフ一同で心を尽くすことでした。
父がお世話になった全国の皆様、ありがとうございました。
〒069-1521
北海道夕張郡
栗山町錦3丁目109番地
電話:0123-76-7228
電送:0123-76-7292
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