道路沿いに見える、この山。
壊してしまった蔵の、レンガと柱なんです。
近くでよく見ると・・・、
こんな感じです。
なんだかひとつひとつにまだ力があるような、
そんな、ずっしりと力強いレンガ。
そして隣には、この柱です。
これもまだまだしっかりしていて、
まだまだ現役だったのにョォ、何してくれてんだよ!
という声が聞こえてきそうです。
本当にもったいない・・・。
こういうのを見ていると、本当に胸が痛いし、悲しくなる。
でも・・・、でもですね。
この向こうの壁をひとつ超えただけで・・・、
この景色が広がっているのです。
紅葉が始まりつつも、まだ青々と生い茂る、生命力あふれるツタと建物。
なんだか今日は一段と堂々として見えました。
大丈夫だから、心配すんな。
そんな声が聞こえました。