小林家の掃除は、毎日クモちゃんとの戦いである。
どんなに気を付けていても、クモちゃんは住処を毎日、バレない様に代える。
まるた、老眼にムチ打って払うのが日課である。
その日も目の前に、クモちゃんの大豪邸が・・・。
「負けるものか」と、豪邸に手を伸ばそうとしたら、たまたま、そばにいた娘が
「クモちゃん、住所不定になっちゃうね。」
「・・・・・。」私に、どうしろと?
ある日娘に「+++しておいてね。」とラインした。
「肺」と、返信がきた。
こんな娘の頭の中を見て見たい。