第124回 龍神祭
厳かにそして、つつがなく終了させて頂きました。
今年7月10日が土曜日ということもあって、たくさんの皆様に参加を頂きました。
栗山天満宮の宮司さんの祝詞を聞きながら「7年経ったんだなあ・・。コロナでヨレてはいるけれどまだ頑張ってるぞ・・・。負けるもんか・・・。」などと思いを巡らせておりました。
今日、8年目の一歩を踏み出しました。
お客様の「コロナ大丈夫かい?潰れてないかい?甘酒飲みに来たよ。」の言葉に支えられてのこれまでだったことは、コロナになって改めて感じさせられています。
ありがとうございました。また小林家スタッフ一同頑張って参ります。
小林家中庭
龍神様(明治30年建築)
龍神様は、日本の農耕生活と深く結びつき、雨や雷雨をもたらす神様です。酒造りには、清らかな水と豊かに実った酒米が欠かせません。小林家では、龍神様に豊作を願って、手を合わせてきました。
また明治30年に小林家建築の際、土を掘ったところ、この中庭で初代米三郎と、白蛇が出くわしました。
白蛇の住処を奪ってしまったことに心を痛めた初代は、白蛇様も一緒に、この祠にお祀りになりました。
古来より白蛇は願い事を叶える神様です。初代は、白蛇様には「商売繁盛」を願いました。以来小林家の者たちが、ずっと守り続けております。
小林家オープン以来、たくさんの皆様にお詣りいただいております。
龍神の鐘
明治時代、極寒の蔵での酒造りは、不眠不休の蔵人たちとって過酷なものでした。
その中にあって、唯一の楽しみは食事。
この鐘の音は蔵人に食事を告げ、男たちに活力をもたらしました。
どうぞ、他者が元気になるよう願いを込めて鳴らしてください。