小林家も11年目をひた走っているが、その間にため込んだ?着物の端切れたち・・。
捨てるには忍びない。それほどの大きさもない。
さあ、どうしょう・・・。と考えているうちに月日が経ってしまった。
ところで、小林家のおばあちゃん(母)の大好物は「古布。」古ければ古いほど愛おしいらしい。
母は自宅に、古布をため込んでいた。
この古布を巡ってこれまで幾度となく親子でバトル。
娘「この布、どうするの?小林家で売るよ。」
母「何言ってんの(怒)これ、手放したらもう手に入らないんだよ。」
そんな大切に大切に保管していた古布を、最近「売ってもいいよ。」と言い出した。
そう言われると「母よ、ホントにいいのか?無理して売らなくてもいいよ。」と言ってしまうのが人情というもの。
でも、おばあちゃんの気が変わらないうちに全てをひっくるめて「端切れ市」をやることにした。